第2回:お仏壇のお手入れ方法

仏様やご先祖様をお祀りするお仏壇は
繊細な伝統的工芸品でもありますので、出来ればこまめに掃除をするのがよいでしょう。
間違った掃除の仕方をすると、傷めてしまうことになりかねません。


■唐木(黒檀・紫檀等)仏壇の掃除
唐木や塗りの部分はよく絞った柔らかい布で拭きます。
まず、乾拭きをした後、艶出しワックス等を塗ります。
彫刻などの細かい部分は毛バタキで麺棒でホコリを払います。

 

■金仏壇の掃除
気を付けていただきたいことは、金箔の部分は毛バタキでホコリを払うだけにします。
直接、手や布で触れると、指紋がついたり金箔が剥がれたりします。
漆は水分に弱いため、漆塗りの部分は水拭きはせず、やわらかい布などで乾拭きします。
仏像や位牌、扉のサン、細かい細工がしてあるところは、先の柔らかい毛筆や麺棒を使って払います。

綺麗になるポイントととして
お仏具を全部外へ出すことです。
お仏具を置いたままでお掃除すると落としたりして傷がついたりすることがあります。
お仏具の置き場所が分からなくなる方はデジカメや携帯で写真を撮ると良いでしょう。

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